【史上最悪の魔法使い】闇の帝王「ヴォルデモート卿」の生い立ちや秘密について

登場人物

「ハリー・ポッター」シリーズの最大の悪役であり、ハリーの両親の仇でもある「ヴォルデモート卿」

今回はそんなヴォルデモート卿の生い立ちなどについて解説していきます。

プロフィール

引用元:https://warnerbros.co.jp/franchise/wizardingworld/special/characters/lord-voldemort.html
名前トム・マールヴォロ・リドル/ヴォルデモート卿
生年月日1926年12月31日
親族父:トム・リドル・シニア
母:メローピー・ゴーント
組分け寮スリザリン
素材:イチイの木
芯:不死鳥の尾羽
長さ:28cm

生い立ちや経歴

生まれる前の経緯

トム・マールヴォロ・リドル(以下ヴォルデモート卿)は1926年にロンドンの孤児院で生まれました。母メローピーゴーント家という純血一族の生まれです。

ゴーント家はホグワーツの創始者の一人であるサラザール・スリザリンの末裔として知られ、かつては栄華を誇りました。しかし他の純血一族に比べてもより純血思想が強く、近親婚を繰り返したことで、子供たちは精神に異常をきたします。

またスリザリンの血を引く一族、というプライドからか壮大なことを好み、散財した結果メローピーらの代では過去の栄華は影もなく、貧しい生活を送っていました。

メローピーの父、つまりヴォルデモート卿の祖父にあたるゴーント家の当主だったマールヴォロ・ゴーントは純血であることのみを至高とし、それだけを誇っていたような人物です。

その子供でメローピーの兄であるモーフィンはその教えに忠実だっただけでなく、非常に暴力的で蛇語でしか話さない、といったかなりの危険人物でした。

このような家庭に生まれたメローピーは父と兄に虐げられ、怯えから魔法が使えなくなります。すると彼らはメローピーがスクイブ(魔法家庭に生まれながら魔法が使えない者)だと考え、さらに虐待を受けるようになりました。

辛い家庭環境の中、メローピーは同じ村に住む大地主の御曹司だったトム・リドル・シニアという青年に一目惚れします。しかし彼はマグルである為、当然父や兄にその事を話せるわけもなく、ただ近くを通るときに眺めるだけでした。

そんなある日、マールヴォロとモーフィンはマグルへの暴行で逮捕され、アズカバンに収監されます。家族から解放されたメローピーは魔法力を取り戻す事が出来ました。

そこで彼女が取った行動は、恋焦がれていたトム・リドル・シニアに魔法を使って惚れさせる、というものでした。(服従の呪文、もしくは惚れ薬を用いたと推測されています)

結果二人は駆け落ちし、しばしの生活の後にメローピーはトム・リドル・シニアの子を妊娠します。するとメローピーは本当に彼は自分のことを愛してくれているのではないか、と考え、魔法を使うのをやめてしまいました。

実際には魔法で誘惑されていただけだったトム・リドル・シニアは妊娠しているメローピーを捨て、村に帰ってしまいます。

失意のどん底に落とされたメローピーは魔法が再び使えなくなり(もしくは魔法力が枯れた)、貧困に喘いだ果てに孤児院で子供を出産後すぐに死去しました。この子供がヴォルデモート卿です。

孤児院での生活

孤児院で育てられたヴォルデモート卿は、通常の子供よりも早く自らの魔法力に気づき、そして自在に制御できるほど魔法の扱いに長けていました。

孤児院では周りの子供たちを魔法の力で怯えさせ、完全に支配します。また起こした事件の証拠を大人に絶対に掴ませないようにするなど、狡猾さもこの頃より持ちあわせていました。

さらにこの頃からのヴォルデモート卿の性質として、収集癖があります。彼は子供たちから盗んだものを戦利品として大事に扱っていました。この性質は後に邪悪な形で現れます。

11歳になったヴォルデモート卿の元に、ホグワーツへの入学案内として当時まだ教授であったダンブルドアが現れます。
魔法を扱えたものの、マグルの世界で育ったために魔法界のことを知らなかったヴォルデモート卿にホグワーツのことなどを教えました。

引用元:https://bibi-star.jp/posts/11918

この時、ヴォルデモートは自身は特別であった、という高揚感で興奮し、残酷さや支配欲をダンブルドアに見抜かれました。この出会いからダンブルドアはヴォルデモート卿から目を離さないようにしようと心に決めます。

ホグワーツ在学時代

ホグワーツに入学後は卓越した魔法力を示します。また孤児で貧しいながらも、謙虚で魅力的な学生としてほとんどの者を魅了していました。しかしダンブルドアだけには警戒し、距離を置いていたようです。

スリザリン寮に組み分けされた彼はそのカリスマ性から同じ寮の学生を従え、やがてその学生の一部は死喰い人にもなっています。

ヴォルデモート卿は在学中に自らの出生を調べるようになります。母は魔法を使えないから死んだ、と考えていた彼は父親の記録がホグワーツに残っていないかを長い期間調べていました。

しかしとうとう父の記録は見つけられず、母が魔法使いだったと認めます。
その後すぐに母の家系を見つけ出し、自らがスリザリンの末裔だったことを突き止めました。

ちなみにこの頃からマグルから取られた「トム・リドル」という凡庸な名前を嫌い、ヴォルデモート卿と名乗るようになります。(「Tom Marvolo Riddle」を並び替えると「I am Lord Voldemor(私はヴォルデモート卿だ」となる)

5年生になった彼は「秘密の部屋」事件を起こします。
ホグワーツにはスリザリンが遺した秘密の部屋と呼ばれる部屋が存在し、スリザリンの継承者だけがその部屋を開くことができる、という伝説がありました。

引用元:「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

スリザリンの末裔だったヴォルデモート卿は秘密の部屋を見つけ出し、中に住んでいた「バジリスク」という巨大な蛇を従えます。

バジリスクを操り、ホグワーツのマグル生まれの学生を襲い始めた彼は、遂に一人の女学生を殺害します。これが恐らくヴォルデモート卿の初めての殺人でした。

しかしこの一連の事件からホグワーツが閉鎖されることになります。ホグワーツを愛していたヴォルデモート卿は閉鎖を嫌い、部屋を閉じます。そして当時2年生だったルビウス・ハグリッドが飼育していた大蜘蛛のアラゴグを犯人に仕立て上げ、ハグリッドを退学に追いやりました。

その年の夏休み、孤児院に渋々帰っていたヴォルデモート卿は母と父が住んでいた村に向かいます。そこで母の実家を見つけますが、祖父であるマールヴォロはすでに死去しており、叔父にあたるモーフィンが一人みすぼらしい家で暮らしていました。

モーフィンから父であるトム・リドル・シニアのことを聞いた彼は自分と母を捨てた父親に怒り、トム・リドル・シニアとその父と母(ヴォルデモート卿の父方の祖父母)を殺害しました。
その後は魔法でモーフィンの記憶を操作し、モーフィンを犯人に仕立てあげます。

出生の真実を知り、復讐を果たしたヴォルデモート卿は、ここから死から免れる術を研究し始めます。
6年生になった頃、分霊箱の存在を見つけると、実際に日記を分霊箱にしています。

ホグワーツ卒業後から闇の時代、そして失墜へ

ホグワーツを首席で卒業したヴォルデモート卿は、その功績から遠くない未来に魔法大臣になる、とまで周囲の人間に期待されていました。

しかしヴォルデモート卿が選んだ進路は古代の魔法や闇の魔術に関する品々を扱う「ボージン・アンド・バークス」という店です。
本当はホグワーツに教授として残り、ホグワーツに隠された数々の古代魔法の研究、また教授として学生に影響を及ぼそうと考えていました。

このことに気づいていたダンブルドアが当時の校長に進言し、ヴォルデモートの頼みを拒んだことでボージン・アンド・バークスで働くようになります。

狙いはもちろん店が扱う魔法の品々でした。ある日店のお得意様であった老婦人に呼ばれたヴォルデモート卿は、彼女が所有していた「スリザリンのロケット」「ハッフルパフのカップ」を見せられます。

これらはもちろんホグワーツ創始者のスリザリンとヘルガ・ハッフルパフに関する伝説の宝であり、ホグワーツの正当な後継者であると考えていたヴォルデモート卿は老婦人を殺害し盗みます。
この際は老婦人に仕えていた屋敷しもべ妖精に罪をなすりつけました。

これらを分霊箱に変えたヴォルデモート卿は店から失踪し、約10年間もの間、闇の魔術の研究などを続けながら旅をしていました。

そして10年後、姿を現した彼はホグワーツに舞い戻り、校長になったダンブルドアと面会します。
ヴォルデモート卿は再びホグワーツの教授になることを望みますが、これをダンブルドアが断ったことで、両者の関係は決裂します。

引用元:https://harrypotter.fandom.com/ja/wiki/%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%89%E3%83%AB

その後は死喰い人たちと共に勢力を増していき、遂に魔法界は戦争状態に突入します。
長きにわたり魔法界を闇で覆ったヴォルデモート卿でしたが、シビル・トレローニーの予言を知り、ハリー・ポッターを狙うようになります。

結果、ポッター一家を見つけ出すも、ハリーの母リリーによる命を賭した愛の魔法により、ハリーに向けて放った死の魔法が跳ね返り、肉体は滅び魂だけの存在として失墜したのでした。

ヴォルデモート卿に関する3つの事実

「闇の魔術に対する防衛術」への呪い

ヴォルデモート卿は過去に二度ホグワーツに教授として戻ることを望んでいます。この際に「闇の魔術に対する防衛術」を希望していました。

しかし、どちらもダンブルドアによって阻まれます。この後、闇の魔術に関する防衛術の教授が1年以上留まることはなく、毎年教授が変わっていました。

これは二度目に断られた際にヴォルデモート卿が怒り、「この教科の担当が1年を超えて留まれないようにする」という呪いをかけたからです。

そのため、ヴォルデモート卿の死後は教授が続けられるようになっています。

分霊箱

ヴォルデモート卿の最大の目的は「死の克服」です。
死を異常に恐れていた彼が利用したのが「分霊箱(ホークラックス)」と呼ばれる邪悪な魔法でした。

明確な殺意を持って殺人を犯した際に己の魂が引き裂かれる現象を利用し、引き裂かれた魂の一部を物や生物に隠すという魔法です。

魂が隠された器を分霊箱と呼び、分霊箱がある限りは肉体的な死が訪れたとしても本体の魂はこの世に留まることができ、これがヴォルデモート卿が死なない理由でした。

ただし、分霊箱があったとしても残った本体は魂だけの存在となり、その存在を維持するにも強力な魔力と意思が必要だそうです。

引用元:https://warnerbros.co.jp/franchise/wizardingworld/special/objects/the-horcruxes.html

ヴォルデモート卿の弱点

ヴォルデモート卿は単純な魔力や魔法の知識ではダンブルドアを上回るほどの力を持っており、最強の闇の魔法使いとして君臨していました。

しかし、ヴォルデモート卿にも弱点はありました。それは「自分が興味のないものに対しては全くの無知」という点です。

一番代表的なものは「愛」です。自分以外を愛することがなかったヴォルデモート卿は愛に対して興味がなく、そのためリリーがハリーを守るために使用した「愛の魔法」を知りませんでした。

そのためにヴォルデモート卿の呪いは跳ね返り、肉体が滅びるという代償を支払いました。

また、屋敷しもべ妖精を他の魔法使い同様に見下していたため、どのような能力を持っているのかを知りませんでした。

屋敷しもべ妖精には魔法使いが「姿現し」できない場所にも現れることができます。

そのことを知らなかったヴォルデモート卿は自身の分霊箱を隠した場所にブラック家の屋敷しもべ妖精であるクリーチャーを連れていき、防御や罠を確認した後に亡者(死体が魔法使いによって操られた化け物)に襲われそうになっているクリーチャーを無視してその場を去りました。

もちろんその場所には魔法により姿現しができないようになっているため、ヴォルデモート卿にはクリーチャーが逃れることはできない、と考えていましたが、実際にはクリーチャーは姿現しにより生還しています。

このことが後に分霊箱が破壊されるきっかけの一つになります。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回はハリー・ポッターシリーズの最大の敵である「ヴォルデモート卿」について紹介しました。

ヴォルデモート卿は不遇な出生でしたが、生まれ持った強力な魔法の才能をもとに魔法界を支配する闇の帝王にまで上り詰めました。

この記事を読んでみて、

「観たことがなかったけど、興味が出てきた」
「昔見たけど、この記事を見てもう一度見直したい」

そんな方には「U-NEXT」がオススメです!
現在初回31日間無料キャンペーンを実施しており、無料で全作視聴することができます。

興味のある方は是非チェックしてみてください!

また、原作である小説版を読んでみたい、という方には「Amazon Kindle Unlimited」がおすすめです!
こちらも無料トライアルを実施しており、30日間無料で電子書籍が読み放題になっています。

この読み放題の中には「ハリー・ポッター」シリーズも全巻含まれているので、映画を見たことがある方も是非読んでみてください!

それではまた!

コメント

  1. […] 使用するには強力な魔力が必要であり、この呪文を連発出来たのはヴォルデモート卿のみでした。 […]

  2. […] 「闇の帝王」とはもちろんヴォルデモート卿を指しています。この予言が下された当時はヴォルデモート卿が魔法界に戦争を仕掛けており、暗い時代でした。 […]

  3. […] 特にネビルたちが5年生となった「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」では、前年にヴォルデモート卿が復活したことから意識が変わりはじめました。 […]

  4. […] ベラトリックスはブラック家の中でも過激な純血思想であり、ヴォルデモート卿に心酔していました。 […]

  5. […] ヴォルデモート卿が台頭し始めると、ダンブルドアが結成した「不死鳥の騎士団」の創設メンバーとして闇の陣営と戦いました。 […]

  6. […] 分霊箱を作成したことが確認されているのは発明者である「腐ったハーポ」というギリシャの魔法使いと、ヴォルデモート卿のみです。 […]

  7. […] ちょうどこの時期にホグワーツでは「秘密の部屋」事件が起きており、トム・リドル(ヴォルデモート)によってハグリッドは犯人に仕立て上げられました。 […]

タイトルとURLをコピーしました